グループC:アルゼンチンとオランダ譲らず!

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【オランダ-アルゼンチン戦0-0】
オランダとアルゼンチン、0-0引き分け
試合結果

この試合は、お互いに決勝トーナメントのために主力選手を温存するために”若手”中心にメンバーを組んで戦う、一種の親善試合。テストマッチという感じであった。特に、引き分けでも1位確定のアルゼンチンはまったく無理をしていなかった。

というのも、このグループCの対戦相手はグループDであり、グループDはポルトガルが1位確定しているが、2位がメキシコかアンゴラかまだ確定していなかったからである。下手に頑張って主力が怪我でもすれば、イングランドのように次の試合に響くからだ。

結果的には、オランダ-ポルトガル、アルゼンチン-メキシコという、ヨーロッパ勢どうし、南米勢どうしという皮肉な結果となった。

この試合そのものは、アルゼンチンのメッシやテベスなど若手が入って結構良いゲームで面白かった。若手中心でも全く戦力が衰えないのは、ブラジルと同じで、層が厚いことを示している。才能の宝庫アルゼンチンの観あり。

たぶん、アルゼンチン-メキシコは決定力の差でアルゼンチンが勝つだろうが、オランダ-ポルトガルは”死闘”になるだろう。どちらかと言えば南米的なポルトガルはオランダは苦手ではないかと思うが、どちらが勝ってもおかしくないゲームで実に楽しみな一戦となった。



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【コートジボワール-セルビア・モンテネグロ戦3-2】
コートジボワール、セルビア・モンテネグロに逆転勝ち
試合結果

逆にこの試合は、かつてストイコビッチ率いたユーゴスラビア代表としてクロアチア・セルビア・モンテネグロの”連合軍”として出ていたチームも、今や昔の物語。かつての面影はなく、セルビア・モンテネグロの層の薄さを示していた。やはりクロアチアに良い選手を持っていかれたのが響いているのだろう。2点をリードしていても、1人退場者が出ただけで、立て続けに3点を入れられて負けてしまうというのが、この現実を物語っている。

ところで、たいした人口もない3つの国々がそれぞれ1つの代表を出せるというのは”犯罪的”ですらある。セルビアとモンテネグロが分かれたら、もうこの2つの国はワールドカップに出場できないのではないだろうか。やはり、この地域は、連合軍が適しているのではないだろうか。

一方、”象牙海岸”の国、コートジボワールは非常に良くやったと思う。”奴隷制度”発祥の国々の中で冷静によく最後まで戦った。

しかし、驚異的な身体能力を持ち、多くの選手がヨーロッパで活躍しているアフリカの国々もワールドカップではなんと弱いことか。1次リーグで”1勝”が良いところである。

この現実はどこから来るのか。この辺にサッカーというスポーツの”奥深さ”がある。
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by Kazumoto_Iguchi | 2006-06-22 14:00 | WC2006
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