グループE:イタリア、ガーナ激戦を制す!

a0070692_11475279.jpg

【イタリア-チェコ戦2-0】
イタリア、チェコの脅威は「知り尽くした男」 W杯
試合結果

勝ったチームが決勝進出と、どのチームにも決勝T進出の可能性のあった大混戦の”死のリーグ”と化したグループE。しかし、優勝候補のイタリアが実力を見せ、”不世出の天才”ネドベドのチェコを撃沈した。

さすがに、”ローマ帝国”の子孫。試合巧者とはこのイタリアのようなチームを言うのだろう。伝統の”カテナチオ(鉄壁の守備)”も健在だった。

チェコもネドベドを中心に再三再四イタリアを崩しにかかったが、最後の決定力の差、ずる賢さの差が出て、チェコ守備陣の一瞬の”すき”を突いて2得点に結び付けた。

これが、私が「”戦い”はすでに始まっている! 」で次のように指摘した意味なのである。

”予想、予想、予想”で私はイタリア優勝を予想した。それは、前評判が高くなっても良さそうなほどに今年のイタリアリーグはレベルが高く絶好調なのに、至って”静か”な空気が漂っているからである。

最近のイタリア代表のサッカーは矢のように素早いボール回しと的確なシュートで一昔前のイタリアとは思えないほどの美しいサッカーに変貌を遂げた。トップスピードで走りながらまるでバスケットボールのようにパス交換できるという私好みのサッカーに代わった。

それゆえ、前評判高いブラジルやアルゼンチン、フランスやイングランドの影で密かにとてつもないことをやらかそうと計画を練っているのではないか、と私は直感しているのである。ギリシャ神話の「トロイの木馬」のような作戦を練って、ローマ兵は戦いの場を決戦ドイツ、ゲルマニカのドイツへと心馳せているのだろうと推察するからである。”

イタリア恐るべし。



a0070692_11481556.jpg
【ガーナ-アメリカ戦2-1】
初出場ガーナが米国下し決勝Tへ 今大会アフリカ勢初
試合結果

こちらも勝った方がトーナメント進出のかかったグループEもう一方の試合。やはり”潜在能力”、”過去の実績”、”驚異的身体能力”のガーナが、単に個人技に頼るのではなく、組織力でもアメリカを圧倒して快勝した。

勝負に勝つには、1対1で勝つこと。この鉄則通り、アメリカの守備陣から1対1でボールを奪ったガーナが先制。後は一進一退でほぼ互角。勝負時の”厳しさ”の差が勝敗となった試合であった。ガーナは、初出場で初の決勝トーナメント進出という快挙を成し遂げた。次は王者ブラジルとの一戦。

ガーナ恐るべし。

ところで、このグループEとグループFの戦いは、イタリア-オーストラリア、ブラジル-ガーナという、”4強対新興国”の対戦、あるいは”ヨーロッパ-オーストラリア”、”南米-アフリカ”という4大陸間の戦いとなった。

実に意味深い。これぞサッカーがワールドスポーツと言われる所以である。ともに”初顔合わせ”だと思うが、身体能力と”勢いに乗る”新興大陸の挑戦と見ることもでき、イタリア、ブラジルともにかなりの苦戦を強いられる可能性もある。見ごたえのある試合となることを期待したい。
[PR]
by Kazumoto_Iguchi | 2006-06-23 11:49 | WC2006
<< グループF:中田が泣いた日。中... クラマーさんのゲキ:“大和魂見せよ” >>