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ジーコの”置き土産”:日本のランキング急降下!

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日本が世界ランク18位から49位に急降下 FIFA

いやはや、この世界ランキングは厳しい。これこそ、”20億円監督”ジーコの置き土産。日本サッカー協会は、ジーコから”契約不履行”の違約金をもらうために損害賠償請求でもしたら良いのではないだろうか。

ちなみにジーコはブラジルでも評判がた落ちのせいか、日本とブラジルから逃走したようだ。遠く離れた中東のクラブチームの監督に就任するという。ジーコ、トルコのクラブと正式契約 年俸は3億円弱

この金の亡者ジーコ側が希望した年俸は700万ユーロ(約10億2000万円)というから恐れ入る。「金のことは二の次だ、方針や条件が一番大事だ」と考えるオシム氏とはえらい違いである。

さて、今回はアジア代表の4チームイラン、サウジアラビア、韓国と日本はふがいなく予選敗退。大きくランキングを下げた。

イラン:47位
日本:49位
韓国:56位
サウジアラビア:81位

ちなみに

ブラジル:1位
クロアチア:23位
オーストラリア:33位

おそらくFIFAはアジアの順位を”意識的に”低く見たのだろう。こうしておいて次回開催の南アフリカ大会のために、アジア枠を3に減らし、アフリカ代表枠の数を増やすのだろう。この順位は”FIFAからのメッセージ”だと思って間違いないだろう。

これは非常に厳しい状況だ。2年以内にアジア各国が20位前後に上がらない限り、アジア枠は3に減り。しかもその中にオーストラリアが入ってくる。

ほんと金の亡者ジーコは大変な置き土産を残して行ってくれたものだ。
もう二度と日本へ来るな、ジーコ!
ジーコ監督は、「まだ未成熟」!
で私が論じたことが本当だということが分かっただろう。
# by Kazumoto_Iguchi | 2006-07-13 21:43 | WC2006

ジダンvsマテラッティ

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「母と姉を傷つける言葉で」ジダンがTVで釈明
「母や姉への中傷繰り返され」ジダン、仏TVで釈明

ワールドカップの決勝戦の”ジダンの頭突き”事件の真相解明に向けて、ジダン選手がフランスのテレビで釈明会見を行ったという。

頭突きの原因は何か?

ジダン:「母や姉を傷つけるひどい言葉を繰り返され、耐えきれなかった」

ジダン:「とても個人的なことだ。母と姉を傷つけるひどい言葉を繰り返された。1度や2度ならともかく、3度となると我慢できなかった」

ジダン:「言葉はしばしば(暴力)行為よりきつい。それは、私を最も深く傷つける言葉だった」

どんな言葉だったのか?「テロリスト売春婦の息子」と言われたのか?

ジダン:「まあそうだ」


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ファンや子供達に対してどう思うか?

ジダン:「20億、30億人が見守る中での私の行為は許されないもので、特にテレビを見ていた子供たちに謝りたい。やっていいこと、悪いことを子どもに教えようとしていた人にも謝る」

ジダン:「後悔はしていない。後悔すれば彼の言葉を認めることになるから」

「仏代表は黒人とイスラム教徒、共産主義者で構成されている」と発言した、反移民を掲げるイタリアの政党幹部に対して

ジダン:「私の行為より悪質ではないか」

一方、イタリア代表のマテラッティ

マテラッティ:「守備のためジダン選手のシャツを数秒間つかんだら『そんなにシャツが欲しけりゃ試合後に交換してやるよ』と見下した態度で言われ、ののしり返した」

とまあ、マテラッティに”歩が悪い”雰囲気になってきたが、やはりどんな”言葉の挑発”にもさらりと受け流す精神構造がトップスターには必要だろう。頭突きしたいなら試合後に誰もいないロッカールームでやればすむことだからだ。この辺がジダンには足りないことなのだろう。これではやはりイスラム国出身者は民主国家に移民しても”目には目を歯には歯を”の精神が抜けきれないと逆に”反移民派”に利用されかねないだろう。

果たしてどう決着するのだろうか。
# by Kazumoto_Iguchi | 2006-07-13 21:37 | WC2006

ワールドカップサッカーもお国柄

ワールドカップ・ドイツ大会2006はとうとう終わったが、世界のサッカーチームに関して、次のようなワールドカップサッカージョークも作れるかも知れない。


【ワールドカップサッカーもお国柄】

4年に1度のサッカーの国際的な祭典、ワールドカップが開幕した。しかし、本国のサッカーリーグで”八百長疑惑”が発覚した。せっかく苦しい予選を突破しワールドカップに参加したのに、このままではまずい。何とかして母国のサッカーの名誉のためにもワールドカップ本戦で良い成績をあげなくてはならない。そのためにも自国の選手達になんとか活躍してもらわなくてはならない。こんな時各国の監督は各国のサッカー選手達にこういえば良いと言う。

まずイギリス人監督はこう言う。

『選手諸君、今こそ英国紳士の心意気を世界に見せる時だ。頑張ってくれたまえ。』

すると、イギリス人サッカー選手達は”紳士の勇気を見せてやる”と勇猛果敢にサッカーの試合を行った。

アメリカ人監督はこう言う。

『選手諸君、君たちは障害保険に入っているから大丈夫だ。怪我しようがどうなろうが何も問題ない。頑張ってくれたまえ。』

すると、そのアメリカ人サッカー選手達は安心して後のことは”保険に任せた”と勇猛果敢にサッカーの試合を行った。

ドイツ人監督はこう言う。

『選手諸君、これは監督の絶対命令だ。死ぬ気で頑張れ。』

すると、ドイツ人サッカー選手達は監督の”命令には絶対服従”と勇猛果敢にサッカーの試合を行った。

フランス人監督はこう言う。

『選手諸君、我が国は”自由、平等、博愛”の精神で多くの移民を受け入れて来た。君たちは国の理想のために頑張ってくれたまえ。』

すると、フランス人サッカー選手達は”世界の自由、平等、博愛のために”と勇猛果敢にサッカーの試合を行った。

イタリア人監督はこう言う。

『選手諸君、君たちはこのままで結構。世界の恥となって不名誉のままピッチを去りなさい。』

すると、イタリア人サッカー選手達は”他人の命令に従うのは真っ平ごめん”と勇猛果敢にサッカーの試合を行った。

最後に日本人監督はこう言った。

『選手諸君、他国の選手はみんな頑張っているぞ。君たちも他国のプロ選手を見習いなさい。』

すると日本人サッカー選手達はワールドカップでは死にもの狂いで頑張るのが”世界の常識だ”と知ってしぶしぶサッカーの試合を行った。
# by Kazumoto_Iguchi | 2006-07-10 16:26 | WC2006

イタリア優勝!ローマ兵アズーリ世界を征服!

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【決勝戦】
【イタリア一フランス戦1-1(1-1、0-0;0-0、0-0;PK5-3)】
トレビの泉に飛び込む若者、続出 イタリア優勝で興奮
不正疑惑乗り越え優勝 誇り守ったイタリアの選手たち
「再生」象徴する栄冠 四半世紀ぶり優勝のイタリア
イタリア、PK戦制し4度目の優勝 W杯決勝
試合結果

いやー、私の”イタリア優勝”予想大当たり!!(「”予想、予想、予想” 」)


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”現実は小説より奇なり”

と良く言うが、今日の試合もまさにドラマよりも予期せぬ展開の”筋書きのないドラマ”であった。

フランスの英雄ジダンのマテラッティへの”頭突き”一発退場で、フランスのマルセイユの灯は消えた。ジダンの栄光の日はついに蘇らず。


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奇しくも、私が「”偉大なジダン”、スコラリ監督の不敗神話を撃破! 」の中で

”さらにジダンは、現役引退宣言の後こう付け加えた。

「現役最後の試合はW杯決勝」

これが、

「現役最後の試合はW杯優勝」

ではないところが面白いところだが、とにかく決勝まで進みたいという宣言を行い、自分自身に良い意味の、正の”重圧”をかけたのだ。ここが偉大な選手の偉大なところなのである。”

と書いていたように、ジダンのワールドカップは決勝出場でその望みを叶えてしまったかのように終わった。

これで、私がワールドカップが始まる前の5月22日に「”予想、予想、予想” 」で予言したように、ついに”イタリアが優勝”した。


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さすがに、昨日私が「3一0でイタリアの勝ち」と予想したほどの得点差はなかったが、フランスの得点はポルトガル戦同様に、前半にフォワードの”シミュレーション”に近いPKで得点を取って逃げ切る作戦による得点に過ぎなかった。アンリやマルダがドリブル突破しては自分で倒れてPKを取る作戦のみでこれといった攻撃はなかった。強いて言えば、後半のアンリのシュート、ジダンのヘッドとリベリーのワンツーシュートは非常に惜しかった。

イタリアの後半のグロッソからのフリーキックに合わせたトーニのヘッドはオフサイドではなかったとしても良いほど際どいものだった。これが決まっていればイタリアの圧勝だっただろう。審判団はかなりフランスよりだった。

それにしても、中2日で決勝までどんどん試合をやっていける両チームの体力には恐れいる。


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さて、優勝したイタリアは、そのほとんどが国内のセリエA所属の選手であるという。したがって、今回のドイツ大会当初から”八百長疑惑”をかけられていて、不様にも敗退する姿を自国の当局や各国から期待されていた。この疑惑をワールドカップ本戦にぶつけて来た勢力がどこにあったのかは分からないが、優勝候補の1つであるイタリアにプレッシャーをだれかが仕掛けたことは明白であろう。

ところが、さまざまなジョークにもあるように(昔聞いたジョーク:世界の中の日本人 )、”イタリア人気質”というものは、非常に面白いもので、こういった妙なプレッシャーがあればあるほどチームの結束力が強くなり、逆境に負けないという特質があるらしい。

事実、選手達はこう言っている。

デルピエロ:
「事件後、彼のことが頭から離れない」
「審判にひいきされて、勝ち取ってきた栄光じゃない。真の実力を見せよう」

トッティ:
「世界のファンがイタリアに注目している。恥ずかしい戦いはできない。82年大会も、そうだったじゃないか」

ガットゥーゾ: 
「スキャンダルが発覚しなかったら、W杯優勝はなかった。あの試練が、僕らに結束をもたらした」


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本当にご苦労様と言いたい。おめでとうアズーリ!
# by Kazumoto_Iguchi | 2006-07-10 15:28 | WC2006

”シュバインシュタイガー・デー”

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【3位決定戦】
【ドイツ一ポルトガル戦3一1(0一0、3一1)】
ドイツ各紙、GKのカーンを絶賛
開催国ドイツ、ポルトガルを3—1で下す
ドイツ代表が首都凱旋 50万人以上のサポーターが声援
英雄フィーゴつらい最後 気迫込めアシスト
試合結果

”シュバインシュタイガー・デー”

今日の3位決定戦を見る限り、私が「”天敵”イタリア、ドイツを封じる! 」の最後に

”それにしても、クリンスマン監督は、どうしてこれまでの先発を使わなかったのだろうか。暴力行為で出場停止のフリングスはともかくシュバインシュタイガーは先発させるべきだった。決勝の切り札として休ませたのだろうか。やはりフリングスの出場停止処分で平常心を失ったのだろう。議論の余地のあるところである。”

と書いていたが、それが事実だということが分かった試合であった。

この試合のシュバインシュタイガーは、絶好調だった。本当になぜイタリア戦で使わなかったのか、また、フリングスをイタリア戦に出場停止に追い込んだイタリアのテレビ局もなかなか凄い”援護射撃”だったと言える。

ところで、こういうところを日本のマスコミは学ぶべきだろうと思う。しかし、実際に日本のマスコミがやっている事は、選手に過酷な試合時間を強いてみたり、サッカー選手を自分のテレビ番組の出演料欲しさのための”だし”にしてみたり、わざわざ敵将の味方をしてみたりと、日本代表の”敵”となるような邪魔ばかりしてきた。挙げ句の果てには、日本代表がマスコミの影響を受けて良い結果が出ないにも関わらず、180度手のひらを返すような応対をする。これでは、本当のサポーターとは言えない。


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フィーゴも素晴らしいプレーを見せた。クリスチャン・ロナウドも持ち味を見せた。オリバー・カーンも素晴らしいセーブを見せ、ドイツとポルトガルの最後の勇姿を見せたと言えるだろう。また、日本人審判団も非常に良い仕事をした。本当に素晴らしい試合だった。

さて、いよいよ最後の決勝戦のみとなった。私は3一0でイタリア優勝を予想しているが、果たしてイタリアとフランスのどちらが優勝するだろうか。実に楽しみな試合となった。
# by Kazumoto_Iguchi | 2006-07-10 00:13 | WC2006