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グループA:ドイツ軍、ポーランド侵攻!

【ドイツ-ポーランド戦1-0】
ドイツ、1-0でポーランドに競り勝つ サッカーW 杯
試合結果

いよいよ、1次リーグ2戦目に入った。再びグループAが始まり、ドイツ-ポーランド戦。

この試合は、かつての第二次世界大戦の時のナチス・ドイツのポーランド侵攻を思い出させるような、”疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ド ラング :独 Sturm und Drang)”を思い起こさせるゲームであった。

優勝候補ドイツは、1人退場で少なくなりハンディキャップのあるポーランドを、いたぶるかのように、前後左右から徹底的に攻め続けた。それでもポーランドは、かつての”西部戦線異常なし”のように、身を呈して捨て身の防御で最後の最後まで、ドイツ軍侵攻を食い止める。しかし、ロスタイムの最後の最後にとうとう首都ワルシャワを侵攻され陥落した。

とまあ、こんなその昔の第二次世界大戦の歴史すら彷佛される、近代稀に見るビッグゲームであった。死闘というそのものであった。

いやー、久しぶりに良いものを見せてもらった。両チームには心から感謝したい。

この必至のポーランドと比べれば、オーストラリア戦のふがいないこと。”サムライブルー”の名が廃る。これって、”ブルー(ウツ)になったサムライ”という意味ではないよな。とにかく、結果はともあれ、仮に負けたとしても、黒沢明監督が熱愛した武田信玄公の「影武者」で描かれた、長篠の戦いの武田軍のように、”勇猛果敢”に最後まで戦って欲しいものである。この心意気が世界中の国民を感動させるのだ。

私と同じ山梨甲府生まれの中田英寿には、この”武田の血”もどこかに流れているいるはずだからである。
by Kazumoto_Iguchi | 2006-06-15 13:57 | WC2006
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